『ゲゲゲの女房』から、我が家では朝ドラが習慣になっています。
会社勤め時代は朝が早く、夜が遅かったので、連ドラ予約をして家に帰って、夕飯を食べながら観るのが、最高のひと時でした。今では、朝の時間に観れる日も多いのですが、観れない時は、やはり、夕飯時が最高のひと時です。
今は『トト姉ちゃん』ですね。うん、これも面白い。まあ、そもそも私が面白くないと言うことはないのですが、トト姉ちゃんも本当に面白いですね。(※この先、少しネタバレです。)森田屋の皆さんが、登場当初とは大違いの温かい雰囲気で、ほっこりします。最近は、カカとおばあちゃんの仲も修復されましたし。観ていない方すいません……。
ただ、最近、私の最高のひと時のお供となっていたのは、トト姉ちゃんじゃないんです。写真で分かりますか?そう『マッサン』です。ニッカウィスキーの創業者、竹鶴政孝とその妻リタの生涯を描いた作品です。
実は朝ドラはずっと観てきていたのですが、このマッサンだけは撮り溜めしてしまっていました。結構、朝ドラって見始めたら、最後まで観ないといけないという強迫観念が凄いので、観終わった後にポッカリと穴が開いた、燃え尽き症候群のような感じになるんですよね。
それでも、翌週からは容赦なく新しい物語が始まるわけですから、もう一度自分を奮い立たせるのが、大変なんです。(なんのこっちゃ)
大ヒットした『あまちゃん』が終わった後に『あまロス』という言葉が流行ったのが、よく分かります。
私の場合『花子とアン』の後に、すぐ『マッサン』気分になれなかったんですよね。そして、撮り溜めしていたマッサン150話を、ここ1ヶ月位で、妻と2人で一気に観ちゃいました。
いや~、良かったですね。以前、ヤフーニュースで、マッサンが、中々、ウィスキー作りに入らなくて、視聴者がヤキモキしているみたいな記事を観ましたけど、よく分かりました。
これまでの朝ドラの主人公は、基本的に日々の紆余曲折の生活の中で将来の目標をみつけていくというストーリーだと思うんですが、このマッサンの場合、始めからその目標が『国産ウィスキーを作る!』とバシッと決まっちゃっているんですよね。
ですので、紆余曲折があるとしたら、『ウィスキーを作れない』しかない訳で、作れるか、作れないかで話しが進むので、もうヤキモキしちゃうんです。
ただ、研究者として職人肌のマッサンの情熱と、それをどんなことがあっても、常に前向きに支えていくエリーの姿から、「よし、仕事頑張ろう!」と常に思わせてもらいました。いや、本当の本当なんです。
仕事疲れたな~とか、失敗してしまった~とか、何かやる気スイッチがみつからない時は、是非是非、マッサンをやる気スイッチにして下さい。150話ありますが……。
私は基本お酒はドクターすトップですが、ウィスキーは飲もうと思いました。とりあえず、ニッカの『余市』を買って、しっかりは飲めませんから、舐める程度にたしなみたいと思います。
今度から、私のやる気スイッチはウィスキーだ~。
ではでは。