3歳の次男坊は将来学者さんになるのか?

4月から長男坊が小学生になりました。幼稚園は隣町に通っていましたので、通う小学校には同じ幼稚園の子がおらず、初日はドキドキと、緊張の色が隠せない息子君でしたが、入学式後に近所の公園で知り合った子が、偶然同じクラスの子と分かり、あっという間にテンションマックスでした(笑)

それからというもの、約一日、朝何度注意されても、ダラダラと用意をしたために、登校班に置いて行かれるという失態をおかしておりましたが(母の策略)、毎朝元気に学校に通っています。

そして、先日参観日がありました。もう参観日があるのかと思いながらも、家族総出でお兄ちゃんの勇士を見学に。席が隣の女の子と良く喋っておりましたが、ちゃんと手を挙げて発表もしておりましたので、楽しくやってるならいいやと思いながら、私はそろそろ飽き始めた3歳の次男坊と校内見学へ。

すると、色んな展示物の一つにマンモスの実物の毛が額縁に飾られていました。これは面白いと思いすぐに肩車上の次男坊に教えてあげました。

私 「そーちゃん、これマンモスの毛だって?」

坊 「えっ?マンモス?マンモスってゾウの進化の?」

私 (最近はポケモンや妖怪ウォッチのおかげか『進化』という言葉を簡単に言いよるな……)

「そうだね~、正確にはマンモスの仲間からゾウの仲間に進化したんだったかな~」

坊 「なんで、マンモスってゾウの進化なの?」

私 「ん~なんでかな?色んな動物が進化してるけど、なんで?って難しいね」

坊 「なんで、マンモスはゾウより大きいの?」

私 「ん~、これもなんで?と言われてもな~、恐竜の時代の頃は暖かくて、大きい生き物が多かったからかな?」

坊 「マンモスは恐竜の時代なの?」

私 「そっか恐竜よりもちょっと後だったか。だったら寒くなってるか」

坊 「なんで、マンモスはゾウに進化するのかな?」

私 (最近はやりのなんでタイムが始まったな。そして、また進化の話しになっとる……)

「ん~、なんでだろうね?あっ!そうだ、そーちゃん、いっぱい勉強してお父さんに教えてくれる?」

(我ながら、これは中々良い返しなのでは?)

坊 「うん!」

私 (よしよし、本人もこれがきっかけで、興味を持ち続けて、将来、インディジョーンズみたいな考古学者になったりして♪)

坊 「じゃあ、お父さん」

私 「なになに♪」

坊 「そーちゃんに、携帯買ったら?」

私 「えっ!?」

(なーにーーっ!?)

この後、思わず笑ってごまかしてしまいました。

考古学者がマンモスの進化について携帯で調べている姿は全く想像できず、

(そーちゃんは、将来、考古学者にはならないかな 笑)と思う反面、

(携帯でなんでも調べられると思っていることも、あながち間違いではないしな~)と感心もしたりしながら、

でも、携帯だけでなくて、疑問に思ったことを解決するために分厚い本に立ち向かって欲しいな~なんて、自分じゃ絶対しなかったことを、子供達にちょっと期待しちゃっている勝手な親父の初参観でした。

※写真は肩車で校内見学中のそーちゃんの足裏です。お見苦しくてすいません。