企業主導型保育事業について

日中は随分暑くなり始めましたね。私は自転車での移動が多いのですが、ゆっくり走っても汗を掻き始めました。

まあ、日進から浦和行ったり、上尾に行ったりと、移動距離が中々ありますから、しょうがありませんが。ただ、個人的には夏が好きなので、気持ちの良い季節になってきました。

ところで、待機児童の問題は中々解決の糸口がみつかりませんよね。私は山口県岩国市で生まれ育ったのですが、待機児童という言葉すら聞いた事がありませんでした。これは、関東圏でも同じで、その中の地域によっては待機児童と無縁という場所は存在してきます。

ですので、この話を色んな場所で聞いて回ると、

『地方に住んだら良いのでは?』とか、

『まだ、子どもが小さい内はそんなに働かなくても』とか、

『そこまでお金に困っているのかな?』などという話も、出てきます。

でも、この問題の本質は、『地方に住むかどうか?』とか、『実際にお金に困っているかどうか?』ではなく、各個人の価値観を下にした生活をどうやって充実させるかって事なんじゃないかな~と、個人的には思っています。

『仕事に充実感を感じる方』、『子育てに充実感を感じる方』、『実際に家族の現在や、将来の為に、経済的に頑張っている方』だっていると思います。ちょっと乱暴な言い方をすれば、『もっともっと贅沢したい』や『子供に好きなものを何でも買ってあげたい』って思って働く方もいるかもしれません。

でも、それって、お互いがお互いを非難できない話だと思います。価値観が違うだけで、『自分の生活を充実させるぞ!』という点では一緒な訳ですから。

社会問題になった『保育園落ちた。日本死ね』を発信した方は、どういった価値観をお持ちで、生活の充実を計っていた方なのかは分かりません。ただ、自分に置き換えて、自分の思い描く生活の充実が、自分の力ではどうにもならない状況によって、閉ざされてしまった事を想像すると、本当に無念だと思います。

では、どうしたら良いのか?政府は政府で、待機児童だけでなくあらゆる問題が山積みなんだろうと思いますが、そんな中、企業主導型保育事業を充実させたい考えを持っています。埼玉県では企業内保育所がこれに当たります。

これは、各企業が会社内や隣接地域に保育施設を設けるという方法です。お子さんをお持ちの従業員は子供と一緒に出勤して、社内の保育施設に預けて、仕事が終わると一緒に帰宅するという形をとります。

もちろん、これにはまた、メリット、デメリットがあるのですが、私は会社員で事務職になった頃に、

『会社に子供を連れてきてはいけないのは何故だろう?」

と思う事がありました。一般的にダメな理由は当然分かっていますが、突き詰めて考えると、職種によっては可能になるんじゃないかなという気がしていました。

企業主導型保育事業はその方法の一つだと感じています。次回以降も、こちらを掘り下げてブログに載せていきます。

行政書士として、待機児童の解消とうよりは、『価値観を下にした生活の充実』、こういった部分で関わっていけたらなあと思います。

ではでは。

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